持っていて良かったアイピル

避妊に失敗してしまった場合、アフターピル(アイピル)を服用するという方法があります。アフターピルは性交渉の後72時間以内に服用することによって避妊成功率を上げ、望まない妊娠を防ぐという効果があります。避妊に失敗してしまい、次の生理が来るまで不安な気持ちを抱いたままただ待つということはやめましょう。明らかに避妊に失敗したという意識があるならば、アイピルを利用して安心感を得るのも1つの方法です。ここでは、アイピルがあって良かったという例を紹介します。

卑劣な犯罪の対策を

女性に対する犯罪イメージ
強姦など、男性の卑劣で自分勝手な行為による望まない性交渉が行われた場合、躊躇せずにアフターピルを処方してもらいましょう。特にアイピルを含むアフターピルは性交渉の後12時間以内に服用することで、極めて高い避妊成功率を誇ります。強姦などの被害に遭った場合は心身ともに傷つき、気が動転してしまうと思いますが落ち着いて、必ず産婦人科を訪れて事情を説明しましょう。

産婦人科の医者の中には、ただの避妊の失敗ではアフターピルを処方しないという人もいるようですが、強姦されたという事情があればまず処方してもらえるでしょう。病院に行くことを躊躇して服用が遅くなると避妊成功率が下がってしまいます。身体についた傷を少しでも減らすために、早急に病院を受診してアフターピルを処方してもらうことで、安心感を得て下さい。また、アイピルを服用したからと言って今後妊娠しにくい身体になるということはないので、安心して服用できます。

男性が避妊に非協力的

男性によっては、コンドームを付けると快感が得られないと考える人もいます。そのため、男性がコンドームを付けていたと思っていたら実際は付けていてくれなかった、ということもあり得るのです。そんな男性と性交渉をしてはいけませんが、抗えなかった、あとから気付いた、ということもあるでしょう。そのような場合も「妊娠したらどうしよう」と不安に思わず、産婦人科でアフターピルを処方してもらい、避妊成功率を上げて安心して下さい。

しかし、アフターピル(アイピル)は繰り返し利用できるというものではありません。一度の服用だけでもアイピルは女性の身体に吐き気や下痢などの副作用を与える可能性があります。避妊成功を目的としていても、性交渉のたびにアイピルに頼るわけではいかないのです。また、もし「アイピルを服用すれば良い」という考えの男性であったならば安心できませんので、お付き合い自体を考え直す必要があります。

避妊に失敗してしまったら…

不安にかられる女性
性交渉の際にコンドームが破れてしまったなど、避妊に失敗してしまうということもあります。コンドームの付け方を誤っただけでも避妊成功率は大幅に下がってしまいます。そのため、避妊に明らかに失敗してしまったという場合は、産婦人科を訪れる必要があるでしょう。

望まない妊娠をして中絶するよりは、アイピルの方が身体に負担がありません。2011月4月号の臨床婦人科産科65巻4号によると、緊急にアイピルを使用した人の服用理由としてダントツトップに挙げられるものはコンドームの破損、また第3位にコンドームが取れてしまったということです。あるいは第5位にあるように、コンドームが膣内に残ってしまったということもあります。

膣内にコンドームが残ってしまったら、それは取り除く必要がありますので、いずれにせよ産婦人科を訪れる必要があります。アイピルを正しい時間に服用しさえすれば、避妊成功率をかなりの確率まで上げることができます。

絶対に妊娠したくない

これまでで振り返ったように性交渉後、とにかく妊娠の可能性が拭えず不安で仕方がない場合も、アイピルを服用して安心感を得ることができます。コンドームなどの避妊法でさえ100%ではありません。その避妊成功率を上げるため、どうしても不安な場合はアイピルを服用しましょう。大人のカップルであれば、1週間に数回性交渉ということもあると思います。性交渉の頻度が高くなれば、妊娠の可能性も高くなります。性交渉後、どうしても不安が拭えないという場合は、アイピルを服用しましょう。

アイピルを知る・持つことで自分を守る

自分を守るため
以上のように、アイピルの服用には様々な理由がありますが、やはり性交渉後でさえも避妊成功率を上げ、安心感を得るためにはアイピルは最適な薬ということになります。望まない妊娠をしてしまった場合、女性の身体は大きな負担を受けることになります。自分の身体を守るため、不安な場合はアイピルを常備しておくようにしましょう。

まだ日本はアイピルを3人に1人しか知らないと言われるほど、認知度が低いですが、海外では女性の身体を守る薬としてよく知られています。繰り返しますが、何度も服用できる薬ではない、あくまで緊急時に飲むのがアイピルです。しかし女性ならば知っておいた方が良い薬です。安心して性交渉をするためには、排卵日を避け、コンドームを装着し、今の時点で最も避妊成功率が高いとされるピルを服用することにより、ほぼ100%避妊を成功させることができますが、いざという時のためにアイピルの存在を知っておくことも大切です。